直売所が販売に消極的な事情

直売所が販売に消極的な事情

いとしま太郎です。大体の事ははっきり伝える私ですがお客様から「どこの農家の野菜が美味しい?」と聞かれると少し困ってしまいます。

 

どこの直売所の店員も歯切れが悪い

なるべく外れがない商品を買いたい。あわよくば他の人よりもお買い得な商品を買いたいとねがうのは自然です。

直売所の店員さん達はそんなときにはやはり頼りにしたくなるものです。ただし実際には「売れてるのはこれですねぇ」とか言ってなんとなく歯切れがわるいんですよね。

私も聞かれたら内心はこの人っていう人はいますがはっきりとはいいにくいです。

 

生産者に公平しなければいけないと感じてしまいがち

「公平に」。直売所に最初に入ったときにはこの意識を植え付けられます。

基本的に直売所は生産者の所得向上が目的のひとつで設立されする事が多いため生産者保護の傾向が強いです。

しかし現状は声が大きい(意見を強く言う)生産者ほど優遇されやすくなっていると感じます。

それが自分達で仕入れて自由に売価設定出来るスーパーと違うところでしょうか。

偏ることができない弱み

同じ品目ならある生産者に肩入れできない場合、店員がアピールするのは全体の新鮮さや低価格などです。

そうするとどうしてもぼやぁ~とした抽象的な説明になってしまいます。そうするとどうしてもアピール力が弱いんですよね。本当はこの人のこれがうまいんですって言いたいんですけど。


 

結局はみんなが程々に儲かり程々に損をする

いいことか悪いことかわかりませんが、生産者は表面上の「公平」の名のもとに良い物を出荷していたり量を安定的に出荷している生産者も「ほどほど」にもうかるような仕組みです。

突出して儲かる人もいません。

私はこの仕組みは結局強力な味方をつけることもないので直売所の魅力をアピールしにくいのではと思うようになりました。

生産者を管理して品目を増やせば売上はあがる

ある程度運営側が判断をして出荷数を、制限をして品目を増やすことに着目すれば売上はあがります。

誰も大根を3本まとめて買いたい人はいないのですから。

「あの店に行けば何かある!」のスタートになります。

ただし運営側の決心が必要です。ただし売れる人は売れますが売れない人はうれないのでそのフォローは必要と思いますが。

 

直売所の魅力をあげるには工夫が必要

品目の自由度があがるだけで店が出来ることは随分と違ってきます。

そして生産者とうまくコミュニケーションがとれていれば仕入れも混ぜて安く販売する事も可能でしょう。

需要に合わせた品目別の出荷をする事が出来ればロスも少なくすみます。

運営側(私も含め)が工夫してアクションしないと直売所の魅力はあがりませんね。

生産者が出荷しているだけで魅力だった時代は終わっているようです。


糸島の直売所勤務の中年です。食べる事が好きすぎて直売所に就てめてしまいました。

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