今出荷している直売所は終わっていると思う生産者がすべき事

今出荷している直売所は終わっていると思う生産者がすべき事

今このブログを読んでいる生産者の中にも「うちの直売所は終わってる!」と嘆いている方も多いと思います。今回はいとしま太郎なりの視点で直売所に対応を求める方法を書きます。個人的な見解ですので行動に移すかどうかはご自分で判断されてください。

不満が多い直売所

お店にいるとお客様のクレームというのは想像がつきやすいと思うのですが、生産者からのクレームよりの抗議というのも結構多いものです。

直売所というのはお客さんが2人いるようなものなのです。一人は勿論消費者ですが、もう一人は生産者ではないかと私は考えています。

私が考える理想の直売所はお客様も生産者も喜ぶ直売所なのですが、そのバランスが整っている直売所というのは殆どないと感じます。

 

運営側と生産者のパワーバランスはどちらかに偏ってます

普通のスーパーでは圧倒的に販売側が優位的な立場を持っているはずです。何せメーカーもしくは卸業は小売り業から「買ってもらわない」と始まらないからです。この仕組みがあるので独禁法の「優越的地位の濫用」が後を絶たないのです。

しかし直売所の場合は運営目的が生産者の所得向上という所が多いので、完全に営利目的ではない所が多いです。加えて委託販売ですので商品がないと始まらないのです。ですので比較的生産者(メーカー)が力をもっているというわけです。

運営側がかなり優位な立場にあり厳しく取り締まっている直売所もあるはずですが、殆どの直売所はあまり強い取り締まりというのは行っていないはずです。

ルールを守らない生産者

どこの直売所もルールを設定しているはずです。ですが取り締まりが緩い直売所は一部の生産者がそのルールをまずは拡大解釈します。その後守らなくなります。それを横目で見た他の生産者が不公平だと言い出し結局ルールを守らない生産者が多くなっていきます。

こうなっていくと真面目にルールを守っている生産者が不利益を被るのは想像に難くありません。現実にはこの様な状態になっている直売所は多いのではないでしょうか。

運営側が正しい立場で取り締まるべきは取り締まらないといけません。そうでなければ生産者の中でも声の大きい生産者に有利なように物事が進んでいきます。残念ながら言ったもん勝ちの状況は直売所では発生しやすいです。

 

他生産者からの嫌がらせは報告すべき

直売所でよくあるトラブルは「出荷場所」についてです。一応運営側が指定した場所に新規出荷者は陳列をするのですが、古参の生産者が勝手に作ったルールによりいつのまにか違う場所に陳列されていたりするものです。

こういった悪い慣習は運営側があまり力を持たない直売所では不文律として成り立っている所は多いはずです。その時にあなたがするべきは、まず運営側に現状を伝える事です。

直売所側の人間は全ての時間棚の陳列だけ見ておくわけにはいきません。そこまで暇ではありませんねw。ですのでそういった意見を参考にして対策を打っていきます。

但し報告の仕方には注意を要します。あくまでソフトに伝えないと運営側も「何も知らない新規出荷者」のあなたに反発してしまう可能性があります。

生産者同士での直接のクレームは避けるべき

朝一番の時間帯は出荷する人でごった返すと思います。それ以外でも自分の出荷物が勝手に動かされていたとかもあるはずです。犯人(?)もわかっているかもしれませんがその場はぐっとこらえて直売所側にきちんと後で伝えましょう。

生産者同士は同じ地域で生活しておりいつどこで会ったり、一緒に仕事をするかわかりません。そこで些細な事で喧嘩をして遺恨を残してしまってはお互いにメリットはありません。

 

売る気があるのかわからない直売所

終わっている直売所と感じられる理由として次に大きいのは「売る気がない」直売所だと思います。直売所側の人間として非常に耳が痛いのですがそういう風に思われているのではないかと内心思っています。

お店の販売姿勢というのは主に店長によって決まります。ですので店長が売る気がなければ売り上げは伸びませんしルールを必死で守らせようという意識がなければ基本その意識がスタッフに伝わります。

このような状態を生産者側から改善していくには出荷組合から意見を運営側に伝える事も有効になります。生産者自身が株主なら株主総会で意見を発表するのも有効な対策でしょう。お店の責任者にその意向を伝えないで生産者同士で愚痴っていても何も改善しない可能性が高いです。

 

あなたが貢献している自負があるなら出荷しない事が抵抗になります

実際には一生産者のあなたが問題を提起したとしても改善しない場合が殆どだと思います。そうなってくると生産者が直売所に対してできる抵抗というのは「出荷しない」という一択になります。

直売所側の人間の感覚からすると生産者の言う事は殆ど「刺さって」きません。それは抗議をしてくる人の言い分は殆ど筋が通っていない事が多いからです。

週末にだけ出荷し「陳列場所がない」と抗議する人、値段が安すぎると抗議する人、しまいには手数料迄口出しをする人など枚挙にいとまがありません。ほぼ駄々をこねる子供とかわりません。

あなたが直売所に貢献を「しっかり」しているという自負があるなら一番の抵抗(お店が困る事)は商品を出荷しない事です。委託販売なのですからそれが可能なんです。直売所はそれでは困る場合には対策をとる事でしょう。

 

自分(生産者)がメリットがあるのかをしっかり検討する

私は直売所は生産者が主導権を持っていると思っています。ですので出荷するもしないもご自身で判断されるべきで、自分の思ったようにいかないからと言って直売所を非難するのは無駄な労力のような気がします。意味が無いとは言えないけれど。

そのうえで出荷する事がメリットがあるならば直売所を利用すればいいしそれがいやなら出荷しなくていいと思うんです。

主導権が生産者にあると思えば何となく我慢できませんか?気のせいですかね?


糸島の直売所勤務の中年です。食べる事が好きすぎて直売所に就てめてしまいました。

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