魚の調理を注文する時の方法【スーパーも】
いとしま太郎です。昨今大きな魚を始め、魚を捌くのが面倒という方が少なくいと思います。直売所では大きな青物(ブリ、ヒラマサ、カンパチ)が販売していますが自分でやるには包丁も大きなものが必要ですし魚屋さんに頼んだ方が楽ですよ♪
有料でも調理は任せたい
私も一応魚は捌けるのですが自分で購入しても魚は調理してもらいます。アラを持って帰ってもなかなか料理が大変だったり、腹(内臓)を捨てないといけなかったりで嫁さんがうるさいんですよね。
そもそも家に帰ってから何品も料理する時間もないですしね。例えばブリの刺身に、ブリのあら煮、みそ汁までやってしまいますか?私は無理なんです。冷凍していても結局捨ててしまう事も多いですし。
ある程度調理してくれれば家に帰ってスムーズに料理できますし、有料でも任せた方がいいと思います。
具体的な捌き方の注文
自分で魚を捌くことが少ない方はそもそも調理の方法からしてわかりづらいと思います。
●内臓だけを出してもらう。
「はらだしだけ」とか「内臓だけ」「おなかだし」で通じると思います。イラストが幼稚ですいませんね。主に姿のままで焼き物や煮つけをする時にこの方法で調理します。
小さい魚は断られる事がありますので要確認です。
●三枚おろし
これは「三枚で」と言えば通じますね。イラストでは頭を落としています。アラ(骨とか頭)がいらない場合はその旨を伝えて頂ければいいかなと思います。
刺身にする場合はこの形が基本ですね。身が厚い魚が対象です。
●二枚おろし
これは「二枚で」と言えば通じますね。これは「3枚おろし」の半身を切り取らない形です。
半分刺身で半分は焼き物や煮つけにする時はこれがいいですね。3枚おろしに比べてあまりなじみのない表現かと思いますが魚屋さんでしたらわかってくれます。
●ぶつ切り
これは「ぶつ切り」と言えば大丈夫。最近アジア系の方(ベトナム?タイ?の方)はよくこの方法を選ばれますね。青物をぶつ切りとかされていて少し驚きますが。
鍋とか唐揚げにはこの方法がいいと思います。
魚を捌く時のその他の用語
皮をひく…三枚おろしの身だけの状態から殆どの魚は身の表面の皮がはがさないといけません。その時には調理の注文の際に「皮を引いて」と言えばいいでしょう。
柵…刺身を切る前の状態。ブロックになった状態の魚の身を言います。
アラ…魚の名前でも「アラ」というのがいますが。通常アラと言えば魚の骨とか頭の事です。青物の頭を煮つけにしたいけど大きすぎる場合は「アラを割って」と言えば頭を細かく切ってくれます。
その他に詳しい用語は沢山あるのですがこれぐらい覚えておけば結構注文できますね。
料理方法を伝えて任せる
「餅は餅屋」と言いますが調理の人に料理方法を伝えるのもいいも賢い方法だと思います。
私達よりもプロに任せた方が適した調理をしてくれますし、魚によって向こうで勝手に適当な大きさにしてくれます。何より私たちは「お任せ」が大好き!何かプロっぽくていいですよね。基本知識が無い方は相談をしてお任せにした方がいいと思います。

調理できない魚もあるので要確認
魚屋ではあまりに小さい魚は調理をい断っている事が多いんです。何故かというと時間がかかり過ぎるからです。スーパーではそうでもないですが直売所では朝の時間が超混雑してしまいます。
お客様の希望は重々承知なのですが現実的にはお断りをしないといけない事があります。
ただ、もしお店の調理の人が余裕がある時間だったら相談してみると運が良ければある程度の調理を請け負ってくれる事はあるかもしれませんね。
加えて長物(ウナギ、ハモ、アナゴ)はできない直売所もあるみたいです。
調理のレベルが低いお店もあるので注意
調理場に立っている人でも調理のレベルは様々です。実は働いて間もないって人だっているはずです。3枚卸に包丁が深く入ってしまうと言う事もどうしても発生してしまいます。
和食の料理人さんは見栄えと歩留まりが大事なので大事な魚は自分で調理されてます。一応一般のお客様もミスが発生する可能性があると心得ておかなければいけませんね。
あまりにひどい時はお店の人に相談をしてもいいかもしれません
自分で調理できるようになれば楽しみが増えますよ
糸島の直売所では色んな魚を買う事が出来ます。もしも調理ができるようになればぜひご自分で調理をしてみる事をお勧めします。
自分で調理を行う事で食べやすい大きさにしたり、魚の状態がわかったりと楽しみが増えます。
時間が無いという方は記事を参考に調理をしてもらいましょう。我々は魚をたくさん食べてもらう事が一番ですから。
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