直売所に出荷している生産者に「インショップ」という選択肢

直売所に出荷している生産者に「インショップ」という選択肢

生産者は常にいい商品(野菜、魚)を作り、売り上げを増やそうと努力し続けています。その姿勢にいとしま太郎は本当に応援しています。

生産者が自分で出荷して値付けできるのは直売所が代表的ですが最近は大手スーパーでも「インショップ」方式も増えてきました。どうぞ生産者はこのインショップも検討してみてください。新しい販路になり得ます。

 

インショップとは「お店の中のお店」

最近あなたの近くのスーパーでも九州産野菜で生産者の名前がついている野菜が販売されていませんか?何となくスーパーのショーケースに並んでいる野菜よりも生産者の名前がついているだけで温かみがありますよね。

最近増えてきたインショップとは「お店の中のお店」で「ショップインショップ」の略です。主に量販店の店舗内である程度のスペースを確保しそこで直売方式(主に委託販売)で野菜をうっている場所です。

 

インショップは安定した集客が魅力

野菜を販売する場合にインショップが直売所より優れているのは間違いなく安定した集客力です。ターゲット層がぼやけてしまうという嫌いはありますが絶対的に集客力が高いです。

実際の話で直売所では天候、曜日によって来店客数の差が激しいです。雨の日なんて本当に暇ですから。そりゃスーパーも雨の日は客数は少ないでしょうがその比ではないです。

上のグラフは気象庁の資料で東京のスーパーマーケットのデータです。詳細な数字のデータはありませんが雨の日の販売数は図から読み取ると10%以内程度だと読み取れます。直売所の場合は金額ベースで約30%の売上減になります。

単純に客数が少ないというのもあると思いますし、天候により出荷状況が大きく変わるので単純に比較はできませんが生鮮食品ならスーパーの方が来客数は多いと予想されます。

 

福岡のサニーでも販売されている

厳密にはインショップ形式ではないかもしれませんが福岡県内のサニーでも生産者の名前がついている野菜が販売されています。大きさが不ぞろいや土がついているような野菜がありますが、大手のスーパーで販売しているというだけで消費者は安心するものです。

そして名前がついているだけでも温かみがあり、新鮮そうなイメージをもちませんか?

因みにいとしま太郎はサニー大好きです。何となく「間違いはない」イメージあります。蛇足ですが。

 

米ウォルマートも導入

そのサニー(西友)の親会社だった米ウォルマートも地産地消の動きを進めています。企業イメージの改善が主な目的かもしれませんが輸送コストが少ない等のメリットもあります。

国内外での地産地消をインショップという形で実現しやすくなってますよね。

 

メリットが多いのですがデメリットも挙げておきたいと思います。

経費面で2重に手数料がかかる場合がある

デメリットの一つは手数料が高くなる可能性があると言う事です。転じて手取り金額の割合が少なくなる可能性があります。

どういう事かと言いますと、販売店に払う手数料は発生するのは理解しやすいのですが、インショップの生産者の管理をしている業者なり人に手数料が発生します。なぜわざわざ間に生産者の管理に一人(業者の場合もある)入れないといけないかというと、小売店側にすると生産者の管理というのはかなり手間がかかり負担がかかるのです。

2重の手数料が発生しても、売価はある程度の価格を(安く)キープしなければ売上が上がりませんので売価は上げる事が出来ません。そうしたら生産者に入ってくる手取り金額は少なくなります。

 

安定した出荷量と品質が求められる

量販店で販売すると言う事は出荷量を増やして商品切れを無くす事が求められます。直売所では午前中だけですべて売れてしまって次は明日にという事が普通に許されますが、インショップでは基本的に品切れを発生させないように求められます。ですので安定した出荷量をキープできる生産者でなければ難しいと考えられます。

そして大型スーパーでは安定した品質も求められます。さすがに直売所に出すようなB級品は安くてもNGですね。もっともB級品だけ安定した漁を出荷するのは難しいですが。

 

これからも増えていくインショップ形式

これからは直売所側が他小売店から要請をされてインショップ形式で出店する事が全国的に増えていくと想定します。食事の健康志向が強まっている中で新鮮な野菜のニーズがある事はすでに周知の事実です。

小売店もそのニーズをとらえる為に負担の少ないインショップを導入し始めています。私の知る中ではドラッグストアが地元の野菜をインショップとして取り扱い始めた事例があります。

 

生産量が直売所でも余裕があるなら検討してみる価値があるインショップ

今直売所で出荷していてまだ出荷量に余裕がある。そして品質にも自信があるという生産者は近くのインショップを調べてまずは少しでも出荷してみてはいかがでしょうか。

●糸島近くではJA福岡(糸島じゃなくてごめんね~)がイオン各店に出店しているようですので相談できるのではないでしょうか。

→JA福岡市直売所

●JA糸島では2か所程紹介してます

ニューヨークストア住吉店
福岡市博多区住吉4丁目

Fコープ上山門店
福岡市西区上山門1丁目

ニューヨークと書いてるので外国にあるのかと思ったら外国ではないみたいですね。

→JA糸島インショップ

 

生産者のみなさん頑張ってかせぎましょ~!

 

 

 


糸島の直売所勤務の中年です。食べる事が好きすぎて直売所に就てめてしまいました。

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