直売のJANコード取得のメリット
JANコード取得してますか?今回は直売所でも多く利用されているJANコードを取り上げます。生産者が取得するメリットも記載します。
JAN コードとは
よく見るバーコード。直売所でも毎日発行している生産者も多いはずです。でもよく見るとスーパーで売っている商品のバーコードと違うようです。
直売所でお母さんがいつも出しているのはインストアコードと言ってお店の中だけで使えるバーコードで他の直売所やスーパーでは基本的に使えないバーコードです。
JANコードは「ある事業者のある商品」につけられた固有の番号になります。日本では「一般財団法人流通システム開発センター」が商品の情報等を一元管理しています。
商品の容量でも分かれており一般に流通する商品につけられています。「49」とか「45」から始まるアレですね。
通常、バーコードスキャナで読み取れるように、JANシンボルというバーコードシンボルによって商品パッケージに表示されてます。
直売所で使用するメリット
直売所では野菜などに貼っているバーコードはインストアコードと言いまして、その直売所の中だけしか使えないんですね。
それに対してJANコードを取得するメリットとしては
・いちいちバーコードラベルを「発行して貼る」手間がいらない。
・見た目がすっきりする
・ほかのお店(スーパー・直売所等)でもそのまま利用できる。
の主に3つがあります。特に手間に関してはかなり時間がかかりますので一日の作業量が多い生産者程省力化になります。
JANコードのデメリット
・金額を柔軟に変更できない
・登録を面倒臭がられる。
・売価の変更がある時にお店が大変(増税時等)
・登録、維持には費用が発生する。
といった感じでしょうか。お店側の人間としては頻繁に売価を変更するのは若干の負担を感じます。
JANコードを取得すべき生産者は?
いとしま太郎的には、加工品を出荷している生産者は高い確率で取得した方がいいと思います。
理由として加工品は原材料表示が必ず必要になりますがそこにJANコードを記載すればバーコード代が節約されます。そもそも容器に印刷であれば貼る必要すらありません。
JANコードを利用する為の費用は約15000円
詳細な費用面はぜひ一般財団法人流通システム開発センターのHPを見て頂きたいのですが、普通の直売所での生産者が3年間(更新までの期限)でかかる費用は約15000円と考えていいと思います。
糸島市内の直売所ではラベルが2円とか3円が多いのですが、仮に3円とすると5000個分になります。
年間で1700個以上売り上げている場合は原材料表示にJANコードを印刷するだけでラベル代とラベルを貼る時間が節約できます。
JANコード登録方法
登録については先述した「一般財団法人流通システム開発センター」のHPを参考にされてください。
インターネットでは2週間もかからずに取得できるようです。
各商工会でも支援しているようなのでとりあえず相談してみる価値はありますよ。
とりあえず商工会等に相談を
メリットもあるJANコードですが加工品を沢山出荷している生産者なら取得していいかなと思います。
直売所側とのやり取りも発生するのでその点は面倒ですが一度登録してもらえれば時間等の節約は大きいです。その時間を使って他の事をやればまた売り上げも伸びますので。
いとしま太郎でもJANコード取得代行のビジネスやりましょうかね。奇特な方がいらっしゃれば太郎でよろしければ相談のらせて頂きますよ。相談は無料です。怪しいですねムフフ…。
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