クウシンサイが流行の兆し
あまり有名ではない野菜の『空心菜』ブームが来ているかもしれません。
原因は不明なのですが、売れ行きが好調です。早い時間ですぐに売り切れて行きます。
大体、急に売れだすのはTVの影響が多いのですが今回はどうでしょうか?
去年から入荷が目立つように
今年はまだ入荷しだしてから、そんなに日数が経過していないはずです。
一昨年も入荷しているのは、記憶しています。昨年からは徐々に複数の農家が栽培・出荷するようになっています。
空心菜は福岡では栽培しやすい
もともと温暖な地域で、自生している植物です。
農家さんにきくところによると、基本的に露地での栽培のようですがハウスでも育てている人もいるとか。
栽培はしやすいようで、比較的安定した収穫が見込めるとのこと。
呼び名がいくつかある
沖縄でも古くから自生しています。沖縄ではウンチェーバー、ウンチェ。
日本全国の標準名はヨウサイ。
一般的には空心菜(クウシンサイ)
糸島の直売所ではエンサイと記載されているのも確認しました。
シャキシャキの食感がいい所!
空心菜の最大のアピールは私は「茎」の食感にあると思っています。
茎だけではなく、葉にも独特のぬめり感があります。しかしぬめりだけなら他の野菜でも代用がききます。
茎の食感は、シャキシャキやパリパリと表現できます。
加熱をしてこのような食感を出す野菜は少ないです。加熱しても食感が失われないので中華料理で重宝される理由でしょう。
そして、味についてはクセがない。なので、どんな料理にも合いますし、さっと茹でてサラダにしても美味しく食べる事が出来ます。
個人的には、ニンニクとオリーブオイルでさっと炒めて、味付けはコチジャンマヨネーズの高カロリー食が好みです。
栽培スタート。今シーズンでも間に合う
直売所で販売するために、栽培してみようかと思っている方には朗報です。
調べてみると、6月に種まきをすれば9月頃には収穫できるようです。
ということは、今入荷している空心菜は3月頃に種植えしたのですね。どの作物でもそうですが、直売所では「ハシリ」の時期に入荷した野菜は、単価もキープされた上に売行きが良い傾向があります。
逆に遅くに収穫できるようになれば、出荷時期が重複せずに売上が伸びるかもしれませんね。
急に売れ出したのは夏バテ防止の為?
今年は急に売り上げが伸びだした印象がある空心菜。
栄養面ではカリウム、ビタミンが豊富なので「夏バテに効果的」と雑誌かTVで紹介された可能性があります。
そう考えると、本格的に暑くなる7月くらいにPOPで「夏バテ防止」をアピールすると効果的のような気がします。
↓出荷時期を考える事は大事です
↓直売所のスタッフも入荷時期を記録しておけば来年に生かせますよ
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