お客様はリアルを求めて
貴方も私も、ネット通販(EC)大好きだと思います。
思わず買ってしまうでしょうが、それが食べ物だといまいち触手が伸びないんではないでしょうか。何となく信用できないとか。量がわかりにくいとかいろいろ原因があると思います。
そして、何となく買い物が味気ない。
そう感じている人って、私も含めて多くなっているはず。それは、ECが身近になればなるほど感じる事かもしれません。比較する事があると、いままで見えてこなかった事がみえてくるようにもなります。
年配の方は喋りたい
例えば、一人暮らしのおばあちゃんって何もしなければずっと家の中ですよね。
一日に殆ど人と喋らない事って結構多いのではないでしょうか。余計なお世話かもしれませんが、やっぱり誰かとコミュニケーションを取っている方が楽しいと思うんです。
買い物は基本的に外に出るのですから、話をできるチャンスだと思うのです。ですが今、店員とコミュニケーションを取りながら買い物できるお店って身近にあるでしょうか。
スーパーは基本的に、人が不足していますので効率的に売り上げを挙げないといけません。商品の説明の為に人数を作のは難しいと思います。
買い物はコミュニケーションが取れるだけでなく、楽しみもあると思います。単純に美味しい物を店頭で見て買いたいという欲求は誰にでもあると思います。
お店で美味しそうな物を目の前にして、悩むのって結構楽しいもんです。
むしろ、若い方が人に聞きたがっている?
自分を若いと言ってしまうと図々しいですが、40代までを若い世代と便宜上定義します。
この若い世代はECを使用する事に抵抗がありません。
むしろ、ECで賢く買い物をしてお金と時間の節約をしている世代です。基本合理性が高く、節約志向が高いと思います。
私もその傾向が十分にあります。
しかし、そのECの反動か私の仕事柄かは不明ですが、お店の人に「聞きたい!」んです。実際に直売所で商品の事を聞かれるのは若い方の割合が多いです。
理由はいくつか思い付きます。
悪い商品を選びたくない心理が強い
ECでは「レビュー」がありますよね。あれって結構当てにならないとは思いつつも、気にしてしまいます。どちらかというと、いい評判よりも悪い評判が無いか。
簡単には悪い商品をつかまないだろうか。と。
この癖が若い世代はついているのではないでしょうか。
早く選びたい
商品を選ぶのはまどろっこしい。早く選びたい衝動が私にはあります。自分でいくら悩んでいても埒があきません。
ですので、専門家(店員)に聞いた方が、確実だろうという理屈です。これも先ほどの「悪いものをつかまない」に共通したものがあります。
コミュニケーション力高い人が多い
どうも、年配の人ほど「こんな質問をしたらおかしい」と思われる傾向があります。特に年配の男性に。
若い方は気にしません。知らなくて当然ですよねと言った感じで聞いてくださいます。
当然、若い方の方が得な「いい買い物」できるような気がします。
魚は聞かないとわかりにくい
散文で恐縮ですが、私がお店に立っていて思う事でした。
ネット大手もリアル店舗を、出店している所をみると私の見立ても「当たらずも遠からず」ではないかと思っています。
若い人も年配の方も、お店の人とコミュニケーションを取りたがっていると、結論づけするのはあまりに拙速でしょうか?
とするとスーパーよりも、人情味がある(はず)の直売所にとっては追い風だと思うんですよね。
↓大手のお話です
↓お客様に喜んでもらう事が一番と言う事ですかね?
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