糸島で販売されている牡蠣の選び方【いとしま太郎の独断と偏見】
皆さん牡蠣は大好きですよね?
糸島市は近年牡蠣小屋が大ブレイクし、週末には各漁港の牡蠣小屋は大混雑です。
その美味しい牡蠣をお歳暮に差し上げようと、糸島の牡蠣を発送するお客様がかなり多くなってきました。そこで問題になるのがどの生産者の牡蠣を発送すればいいかです。今回はあくまで独断と偏見での選び方を書きました。
どの牡蠣を選べばいいかお客さんはさっぱりわからない
いきなりですが、いとしま太郎もどの生産者の牡蠣が一番美味しいかというのは全く見当がつきませんw
お客様は尚更で、生産者がどんな人かはわからないし、海水殺菌の方法が何通りもあるなんて知りません。圧倒的に情報が少ないのでどれを買えばいいかなんてわかるわけがないのです。
ただそれでは直売所の店員としては提供する情報があまりに少ないので、実際のデータに裏付けられた情報は提供させて頂いています。
例えば売上数量です。これは同じように陳列していても差が出てきますし数字になっているのではっきりとお伝えはしやすいです。
牡蠣の価格は約1kg1000円で同じです
直売所では野菜も魚も生産者が値付けをしています。これが直売所の面白い理由の一つなのですが、同じ野菜で金額を見比べてみたりして選ぶ楽しみもあるかと思います。
では牡蠣の場合はどうかといいますと同じシーズンであって、糸島漁協に所属している生産者であれば基本的に約1kgで1000円(税込み)で同じなのです。
そのシーズンの牡蠣の状態で料金が変わるとの事なのですが、ここ数年は1000円で変わっていません。今年も現時点では1kgパックで同じ価格で販売しています。
因みに何故「約1kg」なのかというと実際には1.1kg~1.2kg程度の重さがある場合が多いので「約」としています。
牡蠣小屋だけでも30店以上!スーパーでも糸島の牡蠣は販売している
糸島市の7カ所の漁港は牡蠣を養殖している生産者がそれぞれいます。各漁港の牡蠣小屋は規模の大小はあるのですが殆どが小売りをしています。そして生産量が多い漁師は各直売所やスーパーにも卸しているのです。
7カ所の漁港に複数人の生産者がいてそれぞれが独立採算で営業をしています。その数はなんと
30店以上!
全ての生産者が小売店に卸しているわけではないのですが10人以上は小売りをしています。その中で一番の牡蠣を選ぶのは非常に難しいのが実際の所です。
生食用の表記は必須!
通常ではあり得ませんが一応「食品ラベル表示」も確認しておいて下さい。これは販売する時には必ず表記しないといけない義務になります。
直売所で販売している牡蠣のパックはよく見て頂くとバーコードラベルのほかにこの「食品ラベル表示」があります。
ここではその詳細にはふれませんが「生食用」のかきを選んで下さい。これは各種の食中毒リスクを減らすためです。
牡蠣1パックの入り数は10個から13個
1パックに何個程度の牡蠣が入っているのかもよく聞かれる質問です。
答えは11個から13個程度です。
当たり前ですが少ない場合は大きい牡蠣が入っており、小さい牡蠣ならば多く入っています。
似たような環境では差がでにくい
各生産者の牡蠣は稚貝(牡蠣の赤ちゃん)も同じところから仕入れていたり、海の環境もほとんど同じという理由から牡蠣自体の成長に大きな違いは現時点では出ていないように思えます。
去年は牡蠣がかなりの不漁で流通する数量が少なかったのですが、今シーズンは好調とのことで去年よりはいい状況です。
と言う事で供給量にも差があまりないようで違いが出にくいですね。
パックの中を見て大きさで選ぶのがオススメ
以上を踏まえた上で私がお客様にお勧めをするのは
「パックの中の牡蠣を実際に見て確認し大きさを選んで買って下さい」
と言う事になります。
生育の条件はほとんど同じような条件ですし、食べて安全なものしかお店では販売していません。
であれば基本的には中身の大きさを比較して選ぶのが正解かと思っています。同じ漁師の牡蠣でも大きいものが入っているパックと、小さい牡蠣が入っているパックがあるからです。勿論全体の重さが同じなので小粒の牡蠣の方が入り数は多くなります。
大ぶりな方が食べ応えがるのでこちらを選ぶ方が多いですね。
まぁ強いて言えばパッケージが若干違うので見栄えで選んでもいいかなぁ程度の感じです。どの生産者の牡蠣でも外れはないはずです。外れがあったら教えて下さい。お客様にはオススメしませんから。
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