ルールを守らない人は大っ嫌い!
忙しい時になると些細な事が気になって、イライラしてしまうものです。
最近週末は、降雨がないためかお客様が結構多いですね。多いのはお客様だけではなく、出荷品の野菜も多いのです。
そうなってくると、置く場所が無いとか、誰が誰の所に勝手に置いているとか些細な事で生産者間でトラブルが発生したりします。
ルールを守らない生産者
生産者は直売所側がコントロールしないと自分のいいように理解して勝手な行動をとりがちです。
しかも、相手は自分達の「親世代」ですから、一筋縄ではいきません。
知らなかった”ふり”なんてものは、日常茶飯事です。
「○○さ~ん、そこに置かんでってこの前いったや~ん」と言えば、当然「あれぇ?そうやったっけ?」とくるわけです。
普段はニコニコしている生産者が、そんな事を言うのでしょうがねぇなぁっと思ったりもします。
もう、嫌ですねぇ。なんか、こんなのがしょっちゅうです。
勿論、覚えてますよね。そんな事は生産者は百も承知です。ですが、お客様が多い「キモ」の日にはとにかく売り上げをあげる為に必死です。というか、売上が上がる事が面白いんですね。
話はかわりますが、朝から出荷の為に、並んでいるのを見て私が思う事は何かとそっくりだなと言う事。
それは「パチンコ」の開店前の状態です。みんなが、変な連帯感をもって変なチームワークが発揮されているのです。ですので、野菜の置き場所は、さながらパチンコの新台といった感じでしょうか。
まぁパチンコよりは、直売所の出荷にはまる方が言うまでもなく健康的でリスクは低いでしょうが。
因みに私も学生時分はダメ大学生の例にもれず”しっかり”パチンコにはまっていた方でした。ですので、その気持ちよくわかる。
何も言わない直売所
ルールを守らないのは生産者が悪いのか?という問いには、私は否定はしませんが全面的には肯定はしかねます。というのもルールを守るか、守らないかは直売所側の管理する気持ちがあるかどうかで違ってくると思うからです。
生産者が変な人で、ルールなんかくそくらえ!のような人もいるとは思うのですが、どういった原理が働くかはわかりませんが、そのような人は出荷をやめていく傾向があるようです。
とにかく、直売所がきちんと管理しなければ生産者はやりたいようにします。それでは、一部の生産者が好き勝手に出荷をして他の生産者が出荷をしづらくなります。
直売所側の対策は、売り場に立って監視する。これに尽きると思いおます。そして、不正(大袈裟ですが)があった場合はその場で「言う」この事に尽きると思います。
直売所の中には明らかに生産者が”やりたい放題”している直売所もあります。
お店は何も言わないのだろうかと思ってしまいますが、他の店なのでどうでもいいのです。
というよりも、自分のお店だってそれどころではありません。ちょっと目を離すと勝手なルールがはびこって、日付を翌日の日付で出荷したり、置き場所がここじゃないととか言ってくる生産者がいますから。
どっちもどっちだが、不利益はお客様へ
中には生産者も、直売所もそれでいいよという所もあるようです。
そうなってくると、それでうまくいっているのだから万事解決ではないかと思ってしまうのですが、不利益を被るのは最終的にはお客様です。
具体的には、品ぞろえのアンバランス、価格の下方硬直性、買い物しづらさ。といった感じでしょうか。
特に品ぞろえのアンバランスとは、特定の品目ばかりが店頭に陳列される事です。
一時期の白菜ばかり!というような感じですね。白菜は一個あれば、十分で普通の家庭なら半分でもいいかもしれません。
それでは、お客様は買い物が面白くないですよね。
お客様目線になって、いい買い物をしてもらおうと考えるとやはり直売所が生産者をきちんとコントロールする必要があるのではないかと思ってしまいます。
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