出荷時期をずらして売上20%UP!

出荷時期をずらして売上20%UP!

いとしま太郎です。最近の悩みは生産者から「野菜が全然うれんわぁ」と言われる事です。

それは当たり前です。同じような野菜が同じように大量に出荷されていますから。白菜めっちゃ多いんですけど…。

 

競合が多い野菜は儲けやすい野菜

競合が多いと言う事は栽培がしやすいし売れやすいと言う事です。そして同じような時期に大量に出荷されます。

具体的な品目でいうとナス、きゅうり、トマト、ブロッコリがそれにあたります。夏のズッキーニなんかも大量に入荷してきますね。

ある程度露地で栽培しやすいのでみんな栽培するんですね。自然と集中して出荷されますので売り上げは分散します。そうすると値崩れがはっせいしてみんなが儲からなくなります。これは本当になんとかできないんでしょうか。私達も困ってます。

 

みんなが出荷しない日に出す事

最近は朝も寒くて2℃や3℃で朝直売所に並んで迄出荷したくないですよね。そもそも野菜が育ちにくいし。そんな時でも儲かる農家はどうしているかというと出荷時期をずらしています。

みんなが出荷するよりも早く出荷を始めるのです。そうして単価も走りなのでやや高く設定できますね。それでも結構売れています。

そして出荷のスパンを長くとってみんなが出尽くしたころにも出荷をしています。

出荷時期を意識している生産者は20%売上が多い

同じような野菜を売っているのに売り上げが多い生産者は出荷時期を必ず意識しています。そしてその売上金額は他の生産者よりも約20%程度も高いのです。

他の生産者が大量に出している時に同じように出してはいません。

不思議なものでみんなが出荷していると出荷しないと損とばかりに大量に出荷する生産者がいます。株式が盛り上がってきたときに天井つかむあの感覚でしょうか。

結論からいうと全くの逆効果です。天井つかんであとは売り上げが低くなっていくだけです。そうして出荷したい時には野菜が無いのです。株式と通じる所がありますね。

毎日の出荷を記録する事で野菜の動向を把握する

まめな生産者が設けているのは事実です。

理由の一つが細かな記録でしょう。専業の農家は記録を付けている人が多いのでしょうが、糸島市内の直売所に出荷している生産者は零細の生産者も多いので記録している人は少数です。

記録を付けていると前年の出荷時期や出荷金額がわかります。売り上げに拘るひとはその記録もまたしっかりとつけており感心します。その中の一人のおばあちゃん生産者曰くこれが面白いとのことです。農家の人は一度チャレンジをオススメしますよ。

 

マイナーな野菜は当てはまらない

栽培している人が少ない野菜は出荷時期をずらす事は考えなくても良さそうです。そもそも作っている人がいないので他の人との競合が発生しないからです。

但しマイナーな野菜は総じてお客様が食べ方がわからない事が多いので売り上げが少ない傾向があります。同じ野菜を作るのにマイナーな野菜を大量に作ってしまうと売れなかった時が痛いですね。

株式のポートフォリオと同じ考え方です。外す時は大きく損(?)をしますが売れても大量に売れるわけではないので検討が必要ですね。

具体的にはケール、ルッコラ、ズッキーニ、ビーツ等の洋野菜。これはおしゃれですが使わない人は全く使いません。需要が限られています。

栽培する品目も研究が必要なようです。

 

↓市況を確認するにはベジ探というサイトが便利です。

野菜の小売り価格がわかる「ベジ探」

 

↓カラー野菜は根強い人気があるのですが需要が限られている印象

最近よく見るカラー野菜


糸島の直売所勤務の中年です。食べる事が好きすぎて直売所に就てめてしまいました。

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