野菜の小売り価格がわかる「ベジ探」

野菜の小売り価格がわかる「ベジ探」

ベジ探とは

独立行政法人農畜産業振興機構が運営しているサイトです。正式には野菜情報総合把握システムというらしいです。

野菜の情報がいろいろ検索できます。野菜の市況、気象、輸入、輸出、消費動向、生産動向など野菜に係わる統計データをワンストップで収集・分析・データベース化し、インターネットで検索する事ができます。

 

逐一更新されるデータが全て無料!

主に野菜農家に向けた情報が多いのですが随時更新される詳細なデータが全て無料で見る事ができます。生産者の役に立つ為に作られているサイトだから当然かもしれませんがすごくイイ。

いとしま太郎は数字が意外と好きなので、詳細な価格動向や生産量の動向等を時々みながらニヤニヤしているわけです。

 

卸値・小売りの動向がわかる

生産者は値段にあまりこだわらない人が多くて、私達店員に聞かれたりする事が多いです。私達もスーパーではきちんと一つ一つの野菜の金額を見ているわけではありませんので答えに窮します。

そんな時に見つけたのがベジ探でした。過去の主な品目毎の卸値と小売りの金額まで検索できるのです。

なので今日お店に並んでいる野菜が高いか安いのか。生産者なら自分の野菜をどのように販売するかを決める目安にできます。

 

出荷の野菜の金額の目安にできる

いわゆる「はしり」の野菜を出荷する生産者には大きな問題となる値付けですが、ベジ探を見る事によってある程度の金額を決める事ができます。

一歩踏み込んで考えれば去年の野菜の価格推移を検討しながら今年の作付けをする事が考えられます。

 

「野菜小売価格動向調査」でキャベツの小売り金額を検討する

私がよくチェックするのが「野菜子類価格動向調査」です。毎月半ばの日に全国の主な品種の卸売価格と小売価格が調査されています。

これはベジ探の「野菜小売価格動向調査」の「月別」10月ですがこれを見ると10月12日は福岡市のキャベツ小売価格がわかります。

さ・ら・に

「品目別」のキャベツを見るとなんと今年の1月からの価格推移がわかるんです。スゴイでしょ。

1個販売の小売価格(円)
4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月
札幌市 231 213 174 206 248 235 158
仙台市 199 157 118 143 249 157 172
東京23区 182 141 134 178 243 171 194
金沢市 241 236 175 186 316 233 213
名古屋市 198 166 163 180 288 177 181
大阪市 228 200 174 188 314 200 208
広島市 194 167 159 183 266 202 214
高松市 203 152 128 176 232 180 187
福岡市 206 164 144 190 273 216 225

 

出荷品目のこれからの流通量が予想できる

当たり前ですが流通量が多くなれば小売り価格は安い傾向になります。

わざわざ安い時期に収穫時期を合わせたい生産者はいないわけでその時期をある程度想定できます。

大規模農場なら難しいかも知れませんが直売所をメインにしている個人の生産者なら細かな調整が可能でしょう。

 

農家に必須の気象情報がわかる

家にとって気象情報は非常に大切です。露地野菜や台風の情報はなくてはならないもの。

気象情報については、気象庁の公表に合わせて情報がリアルタイムで更新されるのですごく便利です。除草剤散布には役に立ちます。その他に「生育・病害虫予測」も調べる事ができます。

 

生産者だけでなく消費者にも役立つ「ベジ探」

紹介したように生産者にすごく便利な情報が沢山網羅されているサイトです。私も普段業務の合間に見ながらニヤニヤしているわけですが(業務の範囲内ですよね?)直売所側も今販売している野菜類がどれくらいの価格で流通しているかは勉強するべきです。

生産者がわからない時にはアドバイスをしてあげるのも立派な業務のうちだと思います。的確なアドバイスをすることができればそれだけお店が信頼されるでしょうし。

このサイトは消費者もみていて損はないですよね。野菜の値段ってネットショップではあてになりませんから。実際にスーパーで並んでいる野菜の価格と比較できます。

 

とにかく生産者と直売所の人間はベジ探を見るべきです。

「ベジ探」

https://vegetan.alic.go.jp/

 


糸島の直売所勤務の中年です。食べる事が好きすぎて直売所に就てめてしまいました。

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