「欲」は悪いことばかりじゃないかも

「欲」は悪いことばかりじゃないかも

土、日の朝一番は少し憂鬱です。生産者がずらっと並んで出荷を待っています。しかも出荷量が多いので本当に「ずらっ」と並んでいるんでいます

みんな場所取りの為に、軽く殺気だっています。実は、直売所のスタッフとしてはちょっとストレスなんですよね。

 

場所取りの為にひと悶着も

場所によって売り上げが違う事があります。違う事が「ある」と書いたのは違わない事が多いからです。場所によって売上が違ったとしても、誤差の範囲内ではないでしょうか?

売上の違いは品質よりも、価格や、包装の方法が8割だとおもいます。

ただし、農家はそうは思っていないようです。皆、場所こそが全てとばかりに、真剣に場所どりをします。もしかすると、違うとはわかっている農家もいるかもしれませんが、とにかく壮絶です。

陳列場所についての小競り合いはいつも起きています。スタッフに言い寄ってなるべく、自分の思い通りの場所に置こうとする農家もいます。

何となく、人間のさもしい部分を垣間見た気分になり、軽く嫌になったりする事もありますね。

 

見方を変えれば市場原理が働いているとも言えるか?

販売価格については、農家同士で不文律のようなものがあるようで、金額はかなりリニアに値動きします。

一人が10円下げると、翌日にはそれに追随して、10円下がります。

農家だって商売ですから、一生懸命売ろうとします。そこまで、真剣に競争していてすごいなぁという見方もできますね。

値下げについてはお客様はうれしい事だと思うのですが、値下げ競争はほぼ確実に不毛な戦いの始まりです。

これに対しては、直売所側は有効な対策をした方がいいと思っています。

 

几帳面さにもつながっている

売ろうとする精神は、価格以外にもいい効果があるようです。

農家オリジナルのPOPは殆どが手書きです。直売所のスタッフが準備する事は稀なので、何とか売ろうと農家自身も努力をしています。

この手書きのPOPですが、なかなかいい味出しているんです。ただ、段ボールにマジックで書いているだけの人も多いのですが、たまにドンキホーテにも見劣りしないような秀作があるものです。

感心します。

 

元気の源は欲?

「欲深い」はひどい言い方かもしれませんが、生産者の売りたい根性は本当に驚きます。

年配の生産者だって若い人には負けません。朝一でげんきだなぁと感心しています。

彼らが元気なのはもしかしたら「欲」かもしれません。そして、元気な生産者程話が面白いものです。

 

↓年配の生産者が多くなっています。どこの直売所でも問題になっているようです。

直売所生産者の高齢化

 

 


糸島の直売所勤務の中年です。食べる事が好きすぎて直売所に就てめてしまいました。

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